うつ病は家族に心配をかける
うつ病やその症状によって心配・負担がかかるのは本人だけではありません。
家族や友人など周囲の人々に対しても大きな負担がかかります。 例えば、あなたにうつ病の症状である「倦怠」が現れると、おそらく周囲の人々は、あなたの扱いに戸惑ってしまうかと思います。
うつ病の人に無理やり何かを指摘することで、うつ病の症状が悪化するかもしれないので、周囲の人々もあなたを慎重に扱うことになるでしょう。 うつ病にかかった人がうつ病の症状の苦しむのは分かります。 ですが、その周辺にいる人も、うつ病患者と同じくらい精神的に追いやられてしまう人もいます。 もしかしたら、精神的に追い詰められて、その人もうつ病の症状が発症してしまう可能性も否定できません。
うつ病になりそう、精神的にきつい、何もする気が起きないなど、うつ病の症状らしき兆候が現れたのなら、早めに相談してください。 病院でもいいし、友人でも、家族でもいいです。 一人で抱え込むのは大変しどく、うつ病を悪化させてしまう可能性が強いです。
よく、うつ病に発症しやすい性格の例として「まじめ」が取り上げられます。
あらゆることを「自分のせいだ」「自分が悪い」と考える人は、大変真摯な方だと思いますが、一方でうつ病発症のリスクは非常に高くなります。